作家紹介- 2023 -

松村 武夫
Takeo Matsumura

香川県

出展作品「蓮池の月」

わたしの作品制作の源泉は、〈自然〉です。それは主観的な観想の対象であり、多義的な存在です。〈自然〉を観察することから余情が生まれ、それを具象化しようと試みた結果が作品になります。また制作の過程では次の言葉が常に頭にあります。

知覚とは、ぼんやりとしたもののあいだに隠れているくっきりとしたものを把握することではなく、ぼんやりしたものとくっきりしたものが区別されることである。
(引用):舟木享『メルロ=ポンティ入門』ちくま新書、2000年

展示会場:ことなみ未来館

1959神奈川県生まれ
1990~香川県在住
1987東京藝術大学大学院美術研究科修了
1998個展 Afro-Asiatisches Institut in Wien・Gallery Karl Strobl (オーストリア・ウィーン) / 企画展
2002日韓国民交流年記念事業展覧会 / 在大韓民国日本国大使館広報文化院・SILK GALLERY(韓国・ソウル)
2003第18回国民文化祭「環境芸術の祭典」/ 最上川河川敷(山形)/ 山形県実行委員会会長賞
2005第9回エイズチャリティー美術展 / 品川区民ギャラリー(東京)・兵庫県立美術館原田の森ギャラリー(神戸)/ 優
秀作品賞
2006第3回現代美術国際展ペルピニャン2006 / Palais des Condrés Perpignan(フランス)/ Medaille d’or(金賞)
2010現代アート国際展(Carrousel du LUVRE・ルーブル美術館 / フランス・パリ)
2017リール・グランパレ現代アートフェア / リール・グランパレ国際見本市会場(フランス・リール)
2018サロン・ドートンヌ(Salon d‘Automne) / Champs-Élysées (フランス・パリ)
2020個展 高松市塩江美術館(香川) / 企画展
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