2025.03.31
3月23日、NPOみんなでつくる自然史博物館香川の松本慶一が講師を務め「生き物講座・生き物の世界から境界を考える」が連携事業として開催されました。松本さんは、昆虫博士で世界の昆虫の生態を観察研究した広い知識と話芸とも言える講座が人気で県内各地で講演をし、またNHK高松放送局で度々生物の解説を行って精力的に活動されています。今回も、様々な生き物の生態を観察することでわかる境界をクイズを交えわかりやすく講義して頂きました。 かつて、昆虫採集や、魚とりなど自然の中で遊び子供時代を過ごし、成長してきた人間も今では都市での生活が当たり前になり自然との関わりを忘れています。様々な危機が喚起されていますが人間にとって成長過程で生まれる問題は、最も注意すべきことではないでしょうか?松本さんの話を聞くたびにそんなことを思ってしまいます。
2025.03.21
第7回山の小さな展覧会が20205年3月15日無事開展しました。 共催をいただきましたまんのう町から町長、町議会議長、教育長、町議会議員の皆様をお迎えしてオープニングセレモニーを開催しその後、出展作家によるアーティストトークが行われました。この日は、ことなみ未来会議農業部会による「島が峰そば処」も開店し、13時からは、オープニングアクト「音と舞のパフォーマンス・ワガンセ+」が開催されました。会場は、「ことなみ未来館」3階の古川守一さんの展示会場「田園にシースー」で展示作品とのコラボレーションとなりました。「田園にシースー」の動画をアップしましたのでしましたのでご覧ください。
2025.02.14
満濃南こども園で山端篤史さんが「笑い玉を作ろう」のワークショップを実施。陶芸用粘土を使って丸めた新聞紙を包み、笑った唇の形を作る「笑い玉」は、どれも個性豊かでユニークなものとなり、楽しく賑やかな雰囲気の中で制作されました。 完成した作品は、3月15日から開催の「第7回山の小さな展覧会」に出品します。
2025.02.13
「第7回山の小さな展覧会」関連事業の一環として、芸術家派遣事業が2月5日と7日に行われました。 まんのう町立琴南小学校では、井本英樹さんが講師として招かれ、学校近くにある圏内で唯一コウノトリが羽化した巣があることから「鳥を作ろう」のテーマでワークショップが開催されました。生徒たちは想像力を働かせ、さまざまな鳥をプラスチックダンボールに描いてカットし、制作しました。 完成した作品は、3月15日から開催される「第7回山の小さな展覧会」に出品される予定です。
2025.02.04
アートエコーギャラリー2月1日から28日まで((「島が峰フォトコンテスト作品展」))開催中。 「島が峰の原風景を守る会」が荒廃した島が峰山頂の畑を再び開墾し3.5ヘクタールの蕎麦畑を作り上げました。9月には、蕎麦の花が満開になり花見会が1週間開催されます。12月から3月までの毎週土曜日11:00~13:00には、((「ことなみ未来館島が峰そば処」))が開店して昔ながらの美味しい((「しっぽく蕎麦」))が味わえます。再生した美しい原風景とそれに関わる人々を撮影した作品が展示されています。
2025.01.25
アートエコーまんのうannual((「第7回山の小さな展覧会<あわいー境界の美ー>」)) のチラシとポスターができました。出展者でもあるデザイナー秋山富美代さんがテーマに合わせた美しい表現でデザインしてくれました。
2024.11.27
アートエコーギャラリー企画「ルカ・ローマ彫刻展―扁桃体《アミグダラ》―」を開催します。ルカさんは、イタリア・ミラノ生まれ。ミラノ・ブレラ美術学彫刻科卒業、デザイナーとして活動後2000年に来日、2003年に香川県高松市にアトリエを開き日本での活動を開始し、香川県美術展覧会展で知事賞を受賞するなど,県内外で勢力的に活動しています。2021年三豊市に新しくアトリエを開き、木・鉄を中心に、目でみるだけでなく体全体を使って感じる事の出来る作品創りをしています。 会期:11月30日(土)~12月8日(日)10:00~16:00 <火曜日休館> 11月30日12月1日には、ルカさんによる木彫パフォーマンスが行われます。 #Luca #アートエコー #木彫 #まんのう町 #ことなみ未来館 #未来館の日
2024.10.10
この度、アートエコーギャラリーで「工藤政秀-物語を編む-展」を開催します。工藤さんは、香川県出身で東京造形大学に進学後。神奈川県に制作活動の拠点を移し、ヨーロッパ・アジアの諸外国で作品発表を続ける国際的なアーティストです。今回の個展では、平面作品と木彫等を約15点展示いたします。国際色豊かな感性の作品に触れる事が出来、地域の文化向上に寄与するものです。 会期:10月19日(土)~11月3日(日)10:00~16:00※火曜日休館 会場:ことなみ未来館2Fアートエコーギャラリー<〒766-0202 香川県仲多度郡まんのう町中通838 ℡0877-89-4626 連絡先:ことなみ未来会議文化活動部会 080-6288-3819 主催:ことなみ未来会議文化活動部会 後援:まんのう町教育委員会 作家のコメント 転機となった時期(2000年前後)から現在迄のタブロー、ドローイング、写真の平面作品と木彫を組み合わせて展示する。私の生の反映として捉えた作品空間から水のように流れる「時間」や「物語」を紡いでいきたい。
2024.07.11
皆様へ 暑中お見舞い申し上げます。 今年も、ことなみ未来会議文化活動部会主催の夏休み親子美術教室を開催します。 今回のテーマは「鳥になろう」。見たこともない不思議でオリジナルな鳥を想像して、鳥の帽子を作ります。そして、作った作品を被り パフォーマー む・村井知之さんと「カラコロ」で踊ります。 夏休みの楽しいアートイベントに是非ともご参加ください。 なお、ことなみ未来館の談話室では、カフェが開店し、インドカレーランチを販売する予定ですので、こちらもぜひご利用ください。 テーマ:「鳥になろう」 色紙や色布を使ってオリジナルな鳥の帽子を作りましょう。 日時:7月28日(日)10:00~12:00 会場:ことなみ未来夢工房<旧琴南中学校体育館下ランチルーム> 対象:5歳児~小学6年生までで親子で参加出来る方(15名まで) 参加費:700円<材料費込み> 申込先:ことなみ未来会議文化活動部会 TEL:080 6288 3819 FaX:0877-85-2921 Email:info2@artechomanno.com 主催:ことなみ未来会議文化活動部会 後援:まんのう町教育委員会 ことなみ未来会議文化活動部会
2024.06.29
イギリス出身のアーティスト、エレナ・ベドロさんが来日し、滞在中に制作した作品を琴電未来館2階のアートエーコーギャラリーで展示しました。エレナさんは生後間もなく両親の仕事のため香川県善通寺市に移り、11歳まで過ごした後、ロンドンに戻り、美術に関心を持ち続け、現在はインスタレーションとドローイングを中心に制作・発表をしています。大学時代には名古屋芸術大学で短期留学も経験し、帰国後も日本との関わりを持ち続けています。今回は友人の勧めもあり、まんのう町と丸亀市の2か所で個展を開催しました。 展示期間中には日本の知人や美術関係者と交流し、地元の方々とも作品を通じて親しく交わることができました。この機会に彼女との交流が深まり、地元の芸術文化の活性化が期待されます。
2024.06.01
この度、アートエコーギャラリーで {{「ベドロー・エレナ<Eleanor Bedlow>展」}}を開催します。エレナさんは、1983年にロンドンイギリスで生まれ1984年から‘94年までの幼少期を香川県で過ごしました。その後、英国に帰国し2003年名古屋芸術大学の交換留学生として来日し2005年には、フルマス美術大学を卒業、2008年 ロイヤルドローイングスクール、2018年タープスアートスクールで絵画を学びました。今回の個展では、有機的な生き物のようなオブジェ、ドローイング等を約10点展示いたします。英国と日本それぞれの環境をベースとした国際色豊かな感性の作品に触れる事が出来、地域の文化向上に寄与するものです。 会期:6月1日(土)~16日(日)10:00~16:00 ※火曜日休館 会場:ことなみ未来館2Fアートエコーギャラリー <〒766-0202 香川県仲多度郡まんのう町中通838 ことなみ未来館2F> 入場無料 企画: ことなみ未来会議文化活動部会 後援: まんのう町教育委員会 ((Eleanor Bedlow エレナ ベドロー)) 1983年 ロンドンイギリス生まれ 1984年~1994年 香川県で幼少期を過ごす 2003年 名古屋芸術大学の交換留学生 2005年 フルマス美術大学を卒業 2008年 ロイヤルドローイングスクール 2018年 タープスアートスクールで絵画を学ぶ ベドローは、バランスが崩れそうで不安定な構造体を描きます。無機的な構造でありながら、有機的な生き物のようなオブジェで、いまにも立ち上がって動き始めそうです。それらが周りを探ったり、覗いたり、押してみたりして、新しい環境を発見しているかのように感じられます。彫刻には、身近な素材である段ボール、布、竹、新聞のパピエマシェ(張り子のようなもの)などが使用されています。ドローイングと彫刻の間を揺れ動きながらアイデアを創出させることが、彼女の制作現場での大切なリズムとなっています。 (この文章は彼女の友人であるイギリス在住アーティスト笠原みゆき氏が下記英文を元に纏めたとのことです) Eleanor Bedlow works in between the disciplines of drawing, painting and sculpture. The work often pairs tactile and organic forms with elongated extensions and structures. Precarious elements within the work can often be adjusted to allow them to balance temporarily in the space. Familiar yet alien at the same time the forms present in both sculptures and drawings feel as though they are exploring, leaning, feeling, listening.
2024.04.24
アートエコーギャラリーが企画する((「河西紀亮展」))が開催されます。河西さんは、香川大学教育学部大学院を修了し、現在は満濃中学校で美術教師を務めています。また、県内外の展覧会で活躍する若手美術家でもあります。河西さんの作品は油彩の特性を生かし、力強く美しい写実表現が特筆されます。今回は、油彩を中心にした小品から大作まで、約20点を展示いたします。ぜひこの機会に、その作品の数々をご高覧ください。 なお、オープニングとなる5月3日(金)4日(土)11:30~15:00 ことなみ未来館1階談話室にて{{「アートエコーカフェ」}}が開店しランチ(限定20食)&ドリンクを販売します。此方もお楽しみください。 会期:5月3日(金)~12日(日)10:00~16:00 <<※7日(火)休館>> 会場:ことなみ未来館2Fアートエコーギャラリー
2024.04.07
展覧会は無事終了しました。会期中には1,701人の入場者がありました。寒の戻りで冷え込む日が続き、桜の開花も遅れましたが、校庭の桜も最終日に少し花開いてくれました。 テーマは「生<inochi>を問う」という難しいものでしたが、参加アーティストの皆様は真摯に取り組んでいただき、その表現は、鑑賞者の心を打ちました。「とても良かった」「来てよかった」という声を何人もの方々から頂きました。 美術を専門的に展示する美術館などの空間ではなく、Off Museumのアートイベントを開催する意義はいくつかあります。一つは、展示会場となる地域に存在する社会的問題を無視せず作品に反映させることで、鑑賞者に現代社会に良い意味での刺激を与えることができることです。また、アーティストが自ら企画し、その場を作り上げることで、トレンドに左右されることのない自律した表現活動が可能になります。これが大切にすべき意義に含まれると私は考えています。 現代アートという言葉が近年社会で広く使われています。芸術表現が社会の中で広く受け入れられる意義はとても大事だと思います。そうして「多くの」「多様な」表現が人々に提示された時、何を見たら良いのか?鑑賞者もその選択を迫られます。展覧会の企画者は、その点を踏まえた上で何を提示すべきか決断し実行します。その時に重要なことが先に述べたものの中に潜んでいます。 この展覧会が継続して開催できるためには各方面の支援と協力が必要です。そのことを深く感謝しており、今後ともよろしくお願い申し上げます。 ことなみ未来会議文化活動部会 代表 谷川 博史
2024.03.16
天候にも恵まれた中、展覧会と「ことなみ未来館の日」のオープニングセレモニーが開かれました。共催、後援をいただいているまんのう町と、まんのう町教育委員会、そしてアートエコーまんのうトリエンナーレを共に開催している国営讃岐まんのう公園中野満センター長様、この方2013年山なみ芸術祭を共に立ち上げた仲間で2024年2月、10年ぶりにまんのう公園にセンター長として帰ってきてくれました。多数の来賓出席のもと無事セレモニーを終え入場者も多数来場いただき好評の中、展覧会オープンいたしました。
広島県より来県した庄子勝治<SAX、バスクラリネット、尺八他>、不二乃家舞<舞>さんと南優<SAX>、古川守一<電子音>による音と舞のパフォーマンスが中通八幡神社で行われました神社境内では、藤原慎治さん、古川守一さんの作品展示も行われており神秘的な空間でのパフォーマンスが聴衆を魅了しました。。