2024.06.01
この度、アートエコーギャラリーで 「ベドロー・エレナ<Eleanor Bedlow>展」を開催します。エレナさんは、1983年にロンドンイギリスで生まれ1984年から‘94年までの幼少期を香川県で過ごしました。その後、英国に帰国し2003年名古屋芸術大学の交換留学生として来日し2005年には、フルマス美術大学を卒業、2008年 ロイヤルドローイングスクール、2018年タープスアートスクールで絵画を学びました。今回の個展では、有機的な生き物のようなオブジェ、ドローイング等を約10点展示いたします。英国と日本それぞれの環境をベースとした国際色豊かな感性の作品に触れる事が出来、地域の文化向上に寄与するものです。
会期:6月1日(土)~16日(日)10:00~16:00 ※火曜日休館
会場:ことなみ未来館2Fアートエコーギャラリー
<〒766-0202 香川県仲多度郡まんのう町中通838 ことなみ未来館2F>
入場無料
企画: ことなみ未来会議文化活動部会
後援: まんのう町教育委員会
Eleanor Bedlow エレナ ベドロー
1983年 ロンドンイギリス生まれ
1984年~1994年 香川県で幼少期を過ごす
2003年 名古屋芸術大学の交換留学生
2005年 フルマス美術大学を卒業
2008年 ロイヤルドローイングスクール
2018年 タープスアートスクールで絵画を学ぶ
ベドローは、バランスが崩れそうで不安定な構造体を描きます。無機的な構造でありながら、有機的な生き物のようなオブジェで、いまにも立ち上がって動き始めそうです。それらが周りを探ったり、覗いたり、押してみたりして、新しい環境を発見しているかのように感じられます。彫刻には、身近な素材である段ボール、布、竹、新聞のパピエマシェ(張り子のようなもの)などが使用されています。ドローイングと彫刻の間を揺れ動きながらアイデアを創出させることが、彼女の制作現場での大切なリズムとなっています。
(この文章は彼女の友人であるイギリス在住アーティスト笠原みゆき氏が下記英文を元に纏めたとのことです)
Eleanor Bedlow works in between the disciplines of drawing, painting and sculpture.
The work often pairs tactile and organic forms with elongated extensions and structures. Precarious elements within the work can often be adjusted to allow them to balance temporarily in the space.
Familiar yet alien at the same time the forms present in both sculptures and drawings feel as though they are exploring, leaning, feeling, listening.