作家紹介

Yasuno
Yasuno

香川県

出展作品「」

絵を描いたりしていると未知な何かに出逢い嬉々としてひたすら追いかけていく。
浮かんでくる言葉も掻き消さないと絵が終わってしまう。自己模倣も観念も外していく。
つまり自分の身体を信じて自分自身はどんどん消していく作業を繰り返していく。
分からないけれどその奥にあるもので画面を創っていく。
私はただの媒体。言われた通りの色やテクスチャーをきっちりこなす役目として存在させてもらっている。
すると、自分では想像もつかない色や画面に遭遇しまた次に少し進むことが出来るのである。

展示会場:ことなみ未来館

多摩美術大学絵画部油画科卒業
在学中に沖縄三味線八重山古典コンクールで新人賞独唱受賞
卒業後、デザイン会社に就職するが、
舞踏家・土方巽氏が経営していた六本木キャバレー『ショークラブ将軍』に勤務。
身体の表現に魅了される。
福岡に移住。支那海東氏率いる福岡の劇衆・上海素麺工場に入団し
舞台制作や芝居に打ち込む。
退団後に波照間に移住し、絵を描き彫金もしながら農業をする。
家族の愛情、人々の儀式など、人間らしい暮らしを教わる。
四国に帰郷し三豊にて古民家を購入。現在に至る。
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