お知らせ

2023.04.22

「アートエコーまんのう+山の小さな展覧会2022・呼応」終了のご挨拶

皆な様方へ御礼申し上げます。3月26日日曜日16時盛会のうちに「アートエコーまんのう+山の小さな展覧会2022・呼応」終了いたしました。
2013年~2019年まで開催してきた「かがわ・山なみ芸術祭manno」、2017、’18、の8月、’21、’22年の3月に4回開催した「山の小さな展覧会」、この2つの企画を統合し新たなネーミングをすることからはじめ、より良い展示会場の開拓と参加アーティストの募集など前年度から足掛け2年の歳月をかけ準備してきました。そして開催半年前、代表である私が生死に関わる病の診断を受けました。呆然とする中、実行委員や出展者の励ましと多くの助けを受けながらなんとか準備の仕上げを行い開催できました。新たな展示会場は、好評で何よりアーティスの表現が素晴らしく高評価の声を頂き予想を超える入場者<総数14,788人、国営讃岐まんのう公園12,006人、琴南地域2,782人>を集め終了いたしました。
昨今のアートイベントが「芸術祭」の名の下に楽しく賑わいを持たすことが好感を呼び日本各地で開催されてきました。香川県においてもアーティストが主導して行われる小規模ではありますが実験的で真摯な表現が集まるアートイベントがいくつも誕生してきています。おそらく後世においてこの時代を検証する中で重要な意味を持つことに違いないでしょう。私たちは、それゆえ芸術表現と娯楽の境界を見極め、真摯に制作された表現が鑑賞者の心に刺さり意識の変革とまではいかなくとも心を開く機会にしたいと考えています。その思いを持ち新たなネーミングで始めたのがこの展覧会でした。
アーティストの皆様方は、この想いに充分に答えてくれたと思います。改めて深く感謝いたします。
また、町内外からご来場いただきました皆様方、まんのう町を始めご支援をいただきました関係者の皆さま方に深い謝意を表し終了のご挨拶とさせていただきます。

主催者代表 谷川博史